印鑑の歴史

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印鑑の歴史と聞くと、日本だけのような感じがしますが、日本で使われる遥か昔から存在しているものです。
今から約7000年以上も前のお話になるのですが、印鑑の原型である「印」(いん)というものが、メソポタミアで生まれました。
メソポタミアの人々は、印を石や粘土、貝殻などの、自然にあるものを素材として作り、自分の印は自分で作っていたそうです。
この時代というのは、文字がない時代だったので、動物や植物などの絵が描いてある印だったそうです。

そして、今のように、名前が彫ってあるわけではありませんので、社会的保障などに使うものではなく、入れ墨のような役割を持っていたそうです。
しかし、文字すらない時代に、こうしたものが生まれるというのは、とてもすごいことだと感じました。
ここから、世界に広がっていくのですが、中世ヨーロッパ時代となると、文字を書ける人がとても少なかったため、自分のサインが描けませんでした。
そのため、この印に名前を彫ってもらい、サイン代わりにしたということが、印鑑の生まれた理由だとも言われています。

そして、印からサインへと変化していくのですが、それはだいたい14世紀頃と言われており、
それ以降18世紀後半で印鑑ではなく、サインを利用するようになったそうです。
昔は、文字が生まれて間もない頃だったので、自分の名前を書ける人が少なかったのでしょう。
ですが、19世紀頃には、文字が急速に普及し、誰もが自分の名前を書けるようになり、印ではなく、自分で自分の名前を書くようになり、今の世界のようなサイン社会となったと言われています。

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